切っても切ってもカタが付かない。
なら、
指示をしている人を切れば済む?
「風!」
コウごと空に浮かす。
「ほぅ。何のご用でしょう?」
「分かってるくせに。」
「・・・・私を倒しに来たんですか?」
「根性が曲がってるわ。叩き直してあげる。」
ニヤリと笑ってあたしを挑発する。
「コウ、良いよ。」
コウの背中から降りて下に向かわせる。
「おや?行かせてしまっていいんですか?」
「えぇ。構わないわ。」
ジェルノアを構えて
__ジェルノア、行くよ。
「速風」
風を味方にあいつの後ろに回り込む。
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