「・・・・お二人さん、イチャイチャするの後にしてくれます?」 そう言われた瞬間あたしは空から離れた。 そして、空から離れてみんなのいるところへ行く。 すぐ隣にいた蘭に冷ややかな目で見られた。 いや、空だけ・・・・かな? 海が静かに・・・ 「戦争の傷跡だよ・・・・」 呟いた。 海の目線を追って崖の下を見る。 そこには・・・ 死体の山が積んであった・・・・・・。 魔属、人間と関係なく無造作に積まれた死体。 離れた所からでも悪臭が漂う。