光の魔法を君に



「った・・・!」



空を見上げるとムッとした表情・・・。




・・・そんな顔してほしくないよ。



空の顔に手を添える。


「・・・大丈夫だよ。あたしは、」



空がそんな顔するのはあたしのせい。






「・・・・・・」



そんなあたしを見つめてタメ息をつく。












「ごめん・・・・」




空があたしの手を引き抱きしめた。









まるで、あたしの存在を確かめるように。









空、


貴方は何を恐れているの?

貴方は何に怯えているの?




何が怖いの・・・・?