「夢羽・・・をどこに連れていくきだ!!」 空を睨んではいるが迫力がない。 何故か・・? それは“あたし”を恐れているから。 「お前に教える必要があるのか?」 聞いたことのないような空の酷く怒った声。 低く、相手を殺してしまえるほど殺気がこもってる。 自分には向けられたものではないと分かっていても・・・ 怖い_____ 「夢羽。とりあえず村に戻って荷物を整理しよう。」 あたしをヒョイッと抱えて何やら呪文を唱えてる・・・・。 そう思ったら、 村の入り口にいた。