「夢羽!!」 何度読んでも応答がない。 意識がないのか・・・? けど、夢羽の横には炎をまとった龍がいる。 けれど、動かない。 夢羽も、動かない・・・ もしや・・! 俺は急いで呪文を唱える。 だけど・・・ 「・・・天よ、我に味方し、我に歯向かう者、 __討ち滅ぼせ。」 夢羽の方が速かった。 手を真っ直ぐ鈴に向け、 龍を従わせる。 鈴は危機を察したのか水を出し、自分を守った。 けれど夢羽の力が強く、やけどを負った、