鈴はあたしにゆっくり近づくと・・・ 「気安く呼ばないでくれる?」 「・・っ・・!」 あたしを蹴り飛ばした。 あたしの身体は宙に舞い・・・ 樹にぶつかる。 と思ったら柔らかなでも、強い腕の中におさまっていた。 「・・・夢羽!!大丈夫!?」 いつも、優しく微笑んでいた貴方。 「・・そ・・・ら・・?」 「ごめんね。来るの遅くなって。」 そして、あたしの髪を撫で優しく抱きしめる。