コレットはいきなり、レニオに抱き着いた。


 レニオはキャサリン、ナンシーに続いて…


 今度はコレットからも熱いキスを受けたのだ!


 しかも、より激しい抱擁キス!


 レニオは必死に抵抗するけど、相手の腕力が強くて手が離せない。


 思いっきり足蹴りしようと言う衝動に駆られたものの…


 暴力はマズいと言う理性が働いてしまう。


 キスをやめたコレットは顔を離し、目をとろーんとさせて言った。



「レニオの為なら私、何だってするわ! サァ、思いっきり好きなようにして!」


「何のつもりよ!? 俺を誘惑する気か!?」


「私を目茶苦茶、犯して欲しいの。もう、気持ちがムラムラして仕方がないわ!」


 コレットは狂ったように、レニオの身体に抱き着いた。


「嫌だ嫌だ!」


「レニオ!」