店で働いている時と違って、遊びの要素を取り入れたデキる女風のスタイルが良く似合う。


「待っていたわレニオ」


 ハァ?


 レニオ?


 年下のコレットから名前を呼び捨てにされ、レニオはビックリ!


 今まで無かった事だろう。


 気分的にリラックスして、つい馴れ馴れしくなったのだろうか?


 まあ、そんな事はどうだってイイ。


「今から、どうするの?」


「明日、仕事休みなんでしょう?」


「え?」


「知っているわよレニオ。アナタが明日、休みだって事」


「なーんで君が、知ってる?」


「ムフフ。それはヒ・ミ・ツ」


 コレットはそう言って、レニオを店の裏手へと連れ込んだ。