「…………。」 「…………。」 お互いフリーズしたまま、…動けなかった。 「…………。」 「…………。」 「何の音だ〜〜??」 階段上から聞こえた声でお互い…我にかえり、慌てて離れた。 ほんの数秒間のことなのに何時間も見つめ合っている気がした。 〈な…なん……だったの…今の…?///〉 ドキドキが収まらず、自分の耳や頬が熱くなるのがわかる。 それらを見られないように慌てて落とした物を拾いに降りた。