最後の恋




入学式が始まったー…

隣の子わ知らない子。

早く終わんないかなー


「ねーねえ」

隣の子が話かけてきた。

「ん?なに?」

「私、藤倉美和。よろしくねっ!」

「うちわ吉村亜美菜。よろしくっ」

「亜美菜ちやんかっ!かわいーねっ」

「亜美菜でいいよ。ありがとっ!」

「わかった。ぢゃあ私は美和で!」

第一印象わ
大人っぽくて、
かわいー子。

段々話している内に
気が合うような気がした。


入学式が終わり、
美那と教室に向かっていると

2年生の男子が
集まっていた。

そこを通ろうとした時、

2年生の先輩が
うちらに話しかけてきた。

「君たち、1年でしょ?」

「はい、そうですけどっ」

「吉村亜美菜ちゃんと吉川美那ちゃんって知ってる?」

えっ、うちら!?

「あのーそれうちらのことですけどー…」

美那が言った。


「えーまぢ?」
「おー噂通り!」

噂ー……?


「なんの噂ですか?」

「えっとねー。かわいくて美人な2人」
な なにそれ…?

「そんな噂が…」

「学年中の噂だよ!」

うっそ!!


「俺、亜美菜ちゃん、めっちゃタイプ。」

「俺、美那ちゃんだな!」

「あはははー」


「亜美菜ちゃん!」
「あっ、はい。」

なんだなんだっ

「俺、田崎 拓也。野球部の主将でエースなんだ!よろしくなっ。亜美菜!」

えー…
いきなり呼び捨て?
「あー。よろしくですっ!」

「お前、彼女いるくせにー。」

彼女いんのかよ!

「いーんだよっ!紗菜とわもう別れるつもり。」

「なんだよそれ!」

「亜美菜!アド交換しよーぜっ」

えっ、

まっ、いいか

うちわ 田崎先輩と
アドを交換した。

「亜美菜!美那ちゃん。今度でーとしようねっ!笑」

「ああっ。ぢゃあ。」

「美那ちゃんばいばーい!」

「さよならー!」

美那わなんか嬉しそうだった。