放課後、俺は先生に呼ばれて先生と話していた。鞄を取りに教室に向かった。教室のドアを開けると、渚がいた。
「渚?」
渚は振り返った。
「春…帰ったんじゃなかったの?」
渚は言った。
「先生と話してた」
「怒られてたんだ」
渚は笑った。
「当たり」
俺もつられて笑った。




いつもの渚の笑顔だった。





「渚こそ何してんの?」
俺は聞いた。
「私は……ちょっとね」
渚は言った。
「渚」
「ん?」
「なんかあったら言えよ。俺じゃ頼りない?」
渚はびっくりしている。




渚は、何かを隠してる。そう思った。