―――…高校一年の夏


好きになったその日に
告って
みごと玉砕という始まり方をした あたしの恋。

だからまだ、あたしは
恋というモノを知らなかった。


恋の辛さも

楽しさも


そして好きな人は
いくらでも限りなく
愛せることも。



あたしの恋は
始まったばかり。