朝。目を覚ますとスズメの鳴き声。 チュンチュン、と鳴かれる小鳥のさえずりでさえも、不安を及ぼす。 「…今日、でヒロちゃん、いなくなっちゃう…」 せっかく初恋の気持ちが、本気になってきて、七菜にも勇気をもらって伝えよう、って決めたのに… 伝えなきゃ、ヒロちゃんの怒りの理由も分からない。 伝えることで始まるんだから。 そう心に決め、部屋を出た。 「あ…。」 出た瞬間に隣のドアも開いた。 ヒロちゃんだ… 決心したすぐに、こんなチャンスが出来るなんて…