「なんかあったの??」

ガタン。

椅子を引っ張ってきて、
私の前に座る。

「・・・なんにも??」

「素直に言えない事か」

百合には、絶対わかるみたいだ。

「ま、無理矢理には言わなくていいよ」

そんな、百合の優しさが好き。

「どうせ、柚木関連だし?」

「ごっ、うっ!」

「ちょ、お茶っ!飲んでっ!!!図星なの!?」

はい・・・

心の中で答えた。