「それって、何ていうグループ?」 「お兄ちゃんの?お兄ちゃんがいたグループは、紫陽(しよう)」 この辺りでは、一、二を争う大きなグループだ。 「最初はね、敵グループの総長から、ケンカを吹っかけられたんだって」 そんな私の話しを、蒼司は黙って聞いている。