きみは、運命の人?




何気なく洗面台に目をやると、明らかに女物の化粧水が置いてあった。


「これ、もしかして…。美香って人の?」


蒼司がつけるわけないし、もちろん私のでもない。


乳液やら美容液やら、一式が置いてあった。


それに歯ブラシも…。


「もしかして、同棲してる…?」