『遼にぃ? 私… 死ぬの?』 「………。」 『ちゃんと 教えて!!』 柚夏が 少し、声をあげる。 「……。 呼吸が自分の力で 出来なくなるんだ。」 『分かった…。 あ! 私、 退院していいでしょ? 検査、 終わったんだし☆』 わざと 明るく振る舞っている ことなんて すぐに気づいた。