僕らの妹


柚夏は
縫ったので
外科病棟にいたため、
神経内科の方へ
移動させた。

「柚夏?」
『ん?』

病室を開けると
柚夏は佑と
勉強をしていた。


「柚夏。
お前の主治医だ。」

「岡本 遼です。」

『りょ…う?
遼にぃ?』

「久しぶりだね!
柚夏ちゃん!」

『わぁ!
遼にぃ
前より カッコイイ♪
昔から、
かっこよかったけど…
コンタクトに
したんだぁ☆?』

「ははは。
柚夏ちゃんに
言われると
照れるな!」


遼は、俺と
同期なので
研修医の時、
家に連れて
勉強したりしていた
事があり
柚夏も顔見知り
だった。