「脱力感か…。 兄貴?」 剣人が 少し険しい顔で 俺を見る。 脱力感。 良い状態では ない。 「柚夏。 検査したいから 少し、入院しろ。」 俺の指示に 渋々、頷く柚夏。 頷いたのを 確認してから 院内用携帯で 神経内科に 電話をし、 入院の手配をする。