「それより、 なんで 階段から 落ちたんだ?」 剣人が 柚夏に聞くと、 『え!? あ、えっと… あれだよ!あれ!! ほら… たまたま、 足が滑ったの! うん!』 明らかに、 動揺しながら 答える、柚夏。 《嘘つくな。》 と 言おうと してると、 「本当のこと言え!!」 いつの間にか、 病室の扉の所に 立って、 強めの口調で 柚夏に言いかける 佑。 佑は 柚夏の幼なじみの ため、 俺もよく知っている。