「わかった。
明日、会って
渡しとくね。」
『 う ん。
あり がと』
♪~♪♪~
いきなり
病室に 響き渡る
携帯の着信音。
「ヤバッ!
マナーに
すんの
忘れてた!
ちょっと
ごめんね」
そう 言って
病室を
急いで
出ていく 咲。
サイドの
引き出しの上に
のせてある
ミニ時計に
目をやると
24:00を
ちょうど
まわって。
24日が
終わり、
25日に なったことを
指し示す。
さっき…
鳴り響いた
携帯のディスプレイを
見て
一瞬、
顔が綻んでいた
咲。
すぐにね。
彼氏さん からだ。って
分かった。
クリスマスの
挨拶 言い合うの
かなって…
去年の
クリスマスは
佑が
電話 くれたなって。
会いたいな。って。
目の奥が
熱くなったの。

