僕らの妹


少し溶けかけた
アイスを
ペロペロと 舐める
柚夏に

「柚夏」

名前を
呼ぶと 案の定、
こっちを向く
柚夏を

_カシャッ

写真に
おさめる。

『あー!
写真撮った?』

「ん。」

『なんでー?』

「可愛かったから。」

『えー。

全然、ポーズ
とってないん
だけど。』

「自然で 良いじゃん。」
『良くないからー。

てか、なんで
写真 撮るのー?』

「こないだ、
家の 掃除
してたら
アルバムが
出てきてさ。

で、
写真が
全然、
貼ってなかったし。

だから、
久しぶりに
カメラ、
動かしてみた。」

『写真かー。
懐かしいね。』

「だろ?」

『うん。

あっ♪じゃあ
今度は
私が撮ってあげよっか』

「いい。」

『つまんないのー』

「ほら。
アイス 食べ終わったら
行くぞ。」

『はぁーい』