車椅子に
乗せ、柚夏に
帽子を
被らせる。
『帽子、嫌ーい。』
左手で
帽子を 取る
柚夏。
「駄目だ。
熱中症に
なるだろ?」
柚夏の手から
帽子を 取り返し、
もう一度、
被らせる。
『そんな、すぐに
熱中症に
なんないよ』
「じゃあ、
行くのやめて、
エアコンかけて
車の 中で
留守番 してるか?」
『ヤダ。』
「じゃあ
大人しく
帽子、被ること。
行くぞ。」
柚夏の
車椅子を 押して
歩き始めた。
柚夏が
気づいてる 以上に
柚夏の体は
弱ってる。
熱中症なんかに
なったら
どんな 状態に
なるか
分からないぐらい
今の
柚夏は
免疫が落ちていて
人一倍、
健康管理を
気をつけなければ
ならない。

