僕らの妹

柚夏Side




夏休みも
あと 三日で
終わり。


『あーあ。』

ため息を
つくと

「なんだよ。

幸せ にげっぞ?」

『剣斗にぃ!

どしたの?』

病室に 来たのは
剣斗にぃ…

「はよ。」

『優樹にぃ もだ!

二人で
来てくれるなんて
珍しいねっ。』

「そぉか?

で?なんで
そんな 深いため息、
ついてんだよ。」

髪の毛を
ぐしゃぐしゃ しながら
頭を 撫でる
剣斗にぃ に
そう言われ、

『だってさ。
夏休みなのに
何処も行けなかったん
だもん。


ずっーと
病院生活だった。』

口を尖らして
いじける ふり。

「どっか 行きたい?」

まさかの
希望調査。

『行きたい!』

「じゃあ、
父さん達の
墓参り、行かねぇか?」


剣斗にぃ から
の 意外な 発言。