離したくない 柚夏の 温もり。 昔 交わした 約束。 覚えてるか? __『あたし、佑の お嫁さんに なる!』 おもちゃの 指輪を 渡した時、 柚夏が 言った言葉。 幼稚園の頃の 約束だったが 片時でも 忘れたこと なんて ない。 高校だって 頭の良い 柚夏を 追いかけて 一夜漬けで 毎日、勉強した。 女なのに いつも 俺より 先を歩いてて 俺の目印だった。 俺の お嫁さんに なるんだろ? ずっと 一緒に いてくれるんだろ? 「柚夏…」 柚夏の 額に キスをし、 病室を 後にした。