僕らの妹



「柚夏。」

『佑?』


名前を
呼ばれて
私と 咲が
揃って
病室の 入口を
見ると
佑が いた。

「おっ。佑じゃん。

ほっほっほっ。

柚夏は、今、
私のもの だから
あげないわよ。」

「ふーん。

でも
お前の彼氏さんが
探してた けど。」

「うそ!」

「本当。」

「なんで?」

「知らねぇよ。」

「え~。

じゃあ、
また 来るね。」

そう
私に言い残し


「バイバイ~♪」

と 慌ただしく
病室を 出てく
咲を 見て
クスッ と 笑う。


「本当、騒々しいな。」

『それが、
咲の 良いところなーの。
元気で 明るくて
優しくて…』

大好きな
親友。

駄目なトコは
《駄目》って
言ってくれて…


《☆ずっと 一緒☆》
《Best Friend》
《咲☆柚夏》


プリクラに
書き込んだ ワードが
思い 浮かぶ。


咲…


私…ずっと一緒に
いられないのかな。