僕らの妹



『てかさ。
今日、部活の日
じゃなかったっけ?』

たしか。
そうだったはず。
この前、佑が
言ってたし。


「あー。まぁ…」

『早く 行かなきゃ。』

時計を 見ると
9:25。
たしか
部活は 10:00 から
が 多かったから。

『10:00 から
でしょ?

練習着じゃないし
早く 用意しなきゃ
だよ!』

「今日は
柚夏の トコに
居ようと
思ってるん だけど。」

『駄目だよ!!

部活は 部活!
ちゃんと 行って!

ね?』

「分かった。」

『良かった。』

嫌だもん。
私の せいで
佑の スケジュールの
邪魔するの。

「じゃあ。
行くわ。

部活、終わったら
また 来る。」

『無理 しなくて
へ~きっ♪

そのかわりに
明日 来て♪?』

「分かった。
じゃあな!」



佑は
私の頭を
ぽんぽんと
撫でてから
病室を 出て行った。