「さーてと。
アイスも
食い終わったことだし
夏休みの
課題でも
終わらせっか。」
『……ぅん。』
「そんな
泣きそうな顔
すんなって。
左手だって
練習すりゃあ
右手と同じ様に
なっから。
俺も、左手で
やるし。」
『え?』
「ほら。」
そう 言いながら
私の左手に
鉛筆を 渡し、
佑、自身も
左手で
鉛筆を持つ。
『なんで?』
「柚夏と ペア。」
『ペアって…
日本語、違うし。』
何気ない
優しさに
また 心をうたれた。
「やるぜ!」
『うん!』
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「柚夏、この英文法、
教えて。」
『これは、
関係代名詞だから…』
ぎこちない
文字で
宿題を 終えてく。

