僕らの妹


「『おはよう
ございます。』」

あれから
家に帰って、
今日は朝練!

部員達より
早く来て、
グランドの整備とか
するのが
私と咲の仕事。

職員室に行き、
顧問の先生に
仕事の詳細を
聞きに行く。

「おぉ。
崎野 に 江藤!
おはよう。」

『おはよう
ございます。
先生?
今日は
何、準備しとけば
いいですか?』

「そーだな。
崎野はそこの予定表を
部員達に
配れるように
ホッチキスで
二枚づつ止めて、
部室に運んで
くれるか?」

『分かりました。』

「せんせー。
私は?」

「江藤は、
グランド整備だ。
俺のを手伝え。」

「えぇ~。
柚夏と一緒に
プリントがいい!」

「お前は
不器用だから
やらなくていい。
ほら。
行くぞ。」

「もぉ!
しょうがないな。
じゃあ、柚夏。
終わったら
グランド来てねぇー」

『わかった♪』