「柚夏ちゃん どうしたの!?」 『イヤ…イヤァ…』 「柚夏ちゃん!? 優樹! どうしたんだ?」 「右手…」 「まさか…」 柚夏の右手に 気づいたらしい 遼。 「とりあえず、 病院に入るぞ!」 泣きじゃくる 柚夏を遼が 抱く。 『イヤ! 離してぇ! イヤァー』 病院に 入りたくないのか 遼から 離れようと しているが 片手の 抵抗で 遼にとっては 何一つ、影響ないらしく そのまま、 入口へと 走っていく。 「柚夏…。」 代われるなら 代わりになって やりたいと 本気で思った……。