__「柚夏?」 不意に聞こえた その声は 『佑…?』 今でも 大好きな 愛しい人。 「佑!? なんで ここにいんの?」 咲も 驚いている。 「お前らこそ… こんな暗いところに 二人で いんのかよ?」 たしかに、 神社と言うことも あり 辺りは暗め。 「まぁね。 花火で 明るいし☆ それより、 佑、一人?」 咲が 尋ねると 「あ……えっと…」 なぜだか 口ごもる 佑。 『ゆ…「見っけ~☆」 《佑?》と 名前を呼ぶ 途中で 知らない 女の子と 声がかぶる。