僕らの妹



ガチャツ_。

『馬鹿…。
なんにも
知らないくせに…。』

部屋のドアに
鍵をかけて
ドアを背もたれに
座り込む。


『…馬鹿…ッ…ヒック』



《手とか足、
おかしいじゃん!》

《邪魔なだけだよね~。
サッカー部の
人達、可哀相~》

《佑くん とか
江藤さんも
可哀相だよね~。
いい迷惑だっ
つーの!!》

《気が向いたら
また、来いよっ!》

《サッカー部は
いつでも、
待ってるからな!》

《夜遅くまで
部活やってから
疲れて
髪の毛さえ
乾かすのも
めんどくさいんだろ?

そんなこと、
はやくやめろ。》



悪口。
同情。

なんにも
知らないくせに。

__パリーン。

回想される
嫌な記憶。
割れたマグカップ。



『…ヒック…ッ』