僕らの妹



『なにすんのっ!?』

すぐ近くの床には
割れている
マグカップ。

「お前が
言うこと聞かねえ
からだろ!」

『だからって
カップ、
取り上げて
割らなくたって
いいじゃん!!』

「カップなんて
どうでも
いいだろ!
早く 髪、乾かせ!!」


どうでも
いいわけない…。

『…か』

「あ?」

『優樹にぃの馬鹿!!
私の気持ちなんか
なんにも
知らないくせに!!

大嫌いっ!』


そのまま、
リビングを出て
階段を駆け登り、
自分の部屋に
入った。