僕らの妹


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―――――


「崎野!
今までありがと。
お疲れ様!!」

『ありがとう
ございます』

部長に渡された
花束をもちながら
礼を言う。


試合が終わり、
打ち上げ 兼、
私の送別会 中。



「崎野は
仕事が早いから
手放すのが
惜しいよ。
気が向いたら
また、来いよっ!」

『ありがとう
ございます。…』


やめて…

「崎野は
将来、秘書なんか
向いてるん
じゃねーか?」

『そんなこと
ないですよ!
ありがとう
ございます!』

やめてよ…

「本当、
お疲れ様!

サッカー部は
いつでも、
待ってるからな!」

『はい!』


同情なんて
やめて…。