僕らの妹



『しっかりしなきゃ。』

最後の試合。
笑顔で
見守って、
精一杯、応援しなきゃ
いけないんだから…。


気分転換がてらに
トイレへ行く。

試合会場のトイレは
綺麗で
レストランみたいな
かんじ。


ドアに手を
かけた時、

「てかさー。
崎野、
マネージャー、
辞めるらしいよ?」

「あー知ってる!
あの子、病気説
あるよね~。」

「そんなの~?」

「知らないの?
だって、あの子
手とか足、
おかしいじゃん!」

「そーいわれれば
そーかも。
てか、
なら もっと早く
マネージャー、
降りろよ!」

「キャハハ。
確かに~。
邪魔なだけだよね~。

サッカー部の
人達、可哀相~。」

「だね~。
あとさ、
佑くん とか
江藤さんも
可哀相だよね~。
いい迷惑だっ
つーの!!」

「「キャハハ!」」

うちの学校の
チア部の二人組。

私への 悪口会話。

手が止まった。