隕石が落下した某学校の敷地内には、現場保存の為に学者が指名した者達により、三角コーンが置かれた。









「なぁ桐田、こんな間隔でいいか?」









「いいんじゃないですか。……ていうか伊原先輩のが詳しいんでしょ。聞きましたよ、こっそりと教卓に置いてあった図を八代さんに断りなく見たって。あの図には確かこの間隔図も記してあったって…。」









伊原は顔が真っ赤になった。どうやら図だけに、図星だったようだ。









桐田はその後、伊原から正確な位置を聞き出し、そこに三角コーンを置いた。