「ロケット打ち上げ案は否決になった。今まで研究員を慕っていた者には悪いが、奴は身勝手な行動で【未知生物ブラッド】に喧嘩を吹っ掛けた。」









学者は研修生及びに集まっている者全員に言った。皆が驚いた表情に変化した。









学者は質問に答え、再び背を向けホワイトボードにむかった。









「八代さん、益川先生は“兵”造り計画は着々と進めて来ていた事は確かなる事実ですよ。」









研究員についている者が言った。学者はそれを聞き、再度安堵した。









〔某テレビ局〕









「編集長、某学校からFAXで何か送られてきました。」