数分歩いたところにそれはあった。




「ねぇ、優蘭?約束覚えてる?」



「何のこと?」



「とぼけても無駄だよ。あの男たちについて教えるって言ってたじゃない!!」





あっそういえば…そんな事言ってたような気もする。




「覚悟しときなさいよ」



玲奈が悪魔に見えた。





中に入って、席に着いた途端聞かれた。



「あの、イケメン君たちは誰なの?」とか


「知り合いなの?」とか


「知り合いだったら紹介してよ!!」




しまいには、紹介をお願いされた。


一応昨日あったことを話したら「ふーん」そんな事言われた。



自分から聞いたのに!!そんなこと言ったら怒られるから敢えて言わなかったけど。