「あこちゃん、どうしようか。
あのグループと組むのは無理
みたいだね…」
「…しい?
ここで慧吾と接近しないで
いつするの?
せっかくのチャンスよ?
ここは慧吾とペアになりましょ!」
ぐっと拳を握って力強く
言うあこちゃん。
というか、鼻息あらいよ…。
「…でも、女子に囲まれてるし。
あそこに割って入るのは
無理だと思うけど…」
「無理じゃないわよ!
誘ってくるのっ!」
ほら、行ってきなさい!
っと背中を押され、嵐の中へ。
そこは戦場みたいに荒れていて、
前に進むのもたじたじとした。
…でも、こうなった仕方ない!
確かに、あこちゃんの言う通り
ここで勝負しなきゃダメだよねっ。
よしっ! 行こうっ!
自分では前に進んでると
思っているのに、全く近づいていない。
女子の力で押しだされてしまう。

