川崎くんの超予想外の言葉に、
びっくりしすぎて声が出ない。
「女なんていつもそうだ。
顔だけ見て妄想ふくらませやがって。
お前もそうだろ?
はっきり言って迷惑なんだよ」
とっても嫌そうな顔をしながら話す
川崎くん。
確かにそうだけど…。
あんな言い方、ひどくない?
「俺は女が大嫌いだっ。
二度と俺に話しかけるな」
バタンッ!!
そういい残し、川崎くんは
大きな音をたてながら、
ドアを閉めた。
な、な、な…
なんなのよアイツ―――っ!!!
あたしがアイツを好き?!
あり得ないっつーの!
好きがくだらねぇ?
1回死んでこいっ!!!

