『庶民♀♂御曹司』



待って。

ま、まさか!


「キョウダイ!?」


「それは違うわ。
ちゃんと結衣は私とお父さんの子
光芽さんは・・・冬芽さんと紫さんの子」


私は首を振った。


「結衣!」


後ろから光芽の声がする・・・


「キョウダイじゃない!
その証拠は!?」


「きちんとDNAで・・・」


「じゃ。疑いがあったって事でしょ?
私が生まれたときも・・・冬芽さんに会っていた・・・」


「結衣!それは・・・
私の話を・・・」


私にお父さんはいない。

生まれた時に死んだという。


何故、父は私が生まれた時死んだのか・・・


母は自殺と言った・・・


イヤな考えが生まれた。


『お父さんには・・・
私が冬芽さんの子って言ったんでは?』