海斗は私の心を見透かしたように



「大丈夫だって!いつか迎えに行くし、毎日電話、メールできるだろ」


そう言ってニカッと歯を見せた。





好きだから…



大好きだからこそ。


海斗の夢を応援したい。



別れの日―


私は悲しかったけど笑顔で海斗を見送った。


「愛羅に悲しい顔は
似合わない」


と言われたから。