「いらっしゃいませ~」



七瀬は 無理してでも笑っていた




あの日以来泣かないようにしていた




「ごんべちゃん」





「あっ 先輩 こんにちわー 今日のオススメは…」





「元気でたみたいだね 安心したよ」





「…元気…笑っていないと陸翔さんが悲しみます」





「そりゃまぁそうだな… 陸翔は ごんべちゃんの笑顔が好きだったんだもんね」





「先輩ありがとうございました」






「俺は なにもしてないよ~ じゃあね」




先輩は 手を振りながら店をでていった