リビングでコーヒーを飲みながら聞く。
「ねぇ、啓介・・なんで今日激しかったの??」
ぶっっっ!!
啓介は口にしたコーヒーを吐き出した。
「きったなぁーーい!!」
「優子が変な事言うからだろ??」
「だって・・・聞きたかったんだもん・・」
「・・単なるヤキモチ。」
「へ?」
「今日田中と呑みに行ってたんだろ?アイツ、優子のこと狙ってるって有名だったから・・・だから・・ヤキモチ・・それに、今日優子、俺を無視し続けてただろ?だから・・」
啓介はコーヒーカップに口をつけながら、あたしをチラっとみて言った。
「・・嬉しい・・・あたし、啓介が大好き・・」
あたしは、啓介の背後から抱きついた。
「・・優子・・・」
あたしは、啓介の膝に跨るように座って、自分から唇を重ねた。
啓介も、あたしの腰をグッと引き寄せてそれに応える。
「・・・優子・・・もう一回するか・・」
「・・うん」
あたしたちはソファーの上でもう一度身体を重ねた。
啓介はさっき同様・・・あたしの中で果てた。
果てた後で・・・
「愛してる・・・」
啓介はそうあたしに囁いた。

