沖「奏チャン、どこ行ってるの??」


雷「どこって、自室ですよ。ここじゃうるさくて集中して読めないし」


爺「奏様、どれか一着でもお召しになるのが局長である近藤さんに対する礼儀かと」


藤「うわぁお!!びっくりした〜!!」


原「いきなり登場は心の臓に悪いっての」


雷「近藤さんに対する礼儀」


爺「そうです、ね??」


近「あ、あぁ。そうだな」


爺「…響、お前も何か言いなさい(小声)」


響「わ、私も奏と一緒にそれ着てお買い物に行きたいです」


雷「……」


山「土方副長、こちらでしたか」


島「失礼します」


土「どうした、二人そろって」


山「……いえ。解決しました」


島「綺麗な着物ですね。どれもいい物ばかりです」


井「雷焔君、どうかな一着だけでも」


雷「……」


斎「みなさん、実は奏は…」


島「そういえば、新しくできた甘味処は工夫を凝らしていて、男女で入ると頼んだ量の倍にしてくれるって触れ込みが」


雷「それ、本当に!!?」


島「え、えぇ」


雷「うんとえっと…これでいいや。ちょ〜っと待ってて!!響、来て!!」


響「え??あ、はい!!」