「どうかしら?」


スカートが格段にふんわりと広がり、美しさの中に可愛らしさも加わったシルエットとなった。

白いタイツに包まれた足元も、恵理夜の落ち着いた空気を柔らかくしてくれていた。

まさに、恵理夜のイメージにはぴったりである。


「よく、お似合いです」

「貴方も、充分素敵よ。春樹」

「もったいないお言葉でございます」