「えっ・・・いや、その・・・」



あたしは動揺して
うまく返事ができなかった。



「俺だからじゃなくて?
誰でも・・・・いいの?」



ううん!
誰でもいいわけじゃない!



「愁夜は大事な友達だから!
だから・・・作ったの!」



愁夜は悲しそうにして
すぐに笑顔になった。



「さんきゅ♪」




長谷川が急に
話に入ってきた。



もう!
愁夜と友情を回復してるの!



「じゃあ・・・来週・・・。
愁が由奈ので俺がコイツの飯
食ってみようぜ?」



はっ?
あ、 あたし・・・・
長谷川に作んの?



「えっ!!??
颯斗、あたしの嫌ぁ?☆」



九条さんの・・・・・
甘ったるい声が・・・・。



「や、由奈のが嫌じゃなくて
コイツのが食いたい。」



えーーっ!
やなんですけど??



「俺・・・未希ちゃんの
食いたいんだけど・・・。
まぁ話に乗ってやるかな♪」




愁夜まで乗り気?
やだやだやだ!!



「んじゃ決まり!
来週はコイツの飯食う!」




あたしの意見だけ
聞いてないんですけど??



もう!
やだってば!





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