「な、なんで?」
すると
九条さんは笑いながら
話し始めた。
「それよ、それ!
そのか弱くぶる態度。
中学から噂で聞いた。
可愛いくせに男に興味なし
何?
清楚ぶってるつもり?
あんた・・可愛いからって
調子乗らないで」
はっ?
そんなこと・・・ない!
たぶんね?
ほとんどの人、反抗しないね。
でもあたし・・・・
ムカついたら言うから?
無駄に女なのに王子なんて
呼ばれないんだら!
「はっ?
九条さんこそ
長谷川の前ではいい子ぶって
九条さん猫かぶり?
あたしね
ムカついたら言うからさ。
・・・・憶測だけで
ものしゃべんないでよ!
好きなだけ長谷川に
好き好き光線出しとけば?
あたし巻き込まないで。
ホント・・・迷惑。
お似合いだよ?
バカ王子とバカ姫で♪」
あたしは
九条さんに宣戦布告した。
長谷川に興味ないけど
意味わかんない理由で・・・
バカにされたくない。
あたしは
そのまま部屋を出て
コンビニに向かって
ご飯を買って沙耶の部屋に。
.

