沙耶side


未希に背中を押されて
あたしは悠真に想いを伝える



緊張してきた...//
どうしよう。



「ただいま・・・!!
沙耶ちゃん・・・。」



え?
なんで元気ないの??



可愛らしい先輩と・・・・
喧嘩でもしちゃったの??



だめだ・・・・
心の中でいけない気持ちが。



「悠真・・・。
彼女と喧嘩でもした??」



あたしってホント可愛くない



え?とした悠真に
さらに言った。



「あの先輩??
可愛いよね・・・あたしより。
幼なじみ・・・・だっけ??」



悠真は急に笑い始めた。
何!?
悠真と先輩であたしのこと
ずっと笑ってたの・・・??



「沙耶ちゃん??
俺、彼女いないよ・・・//
好きな子いるから。」



好きな子//
それが先輩なんでしょ?
いいんだ、別に。
人の想いは仕方ないから。



「そっか・・・。
グスッ・・・うぅ・・・。」



涙が止まらなくなった。
なんで?
なんであたしじゃないの??
好きなのに・・・大好きなのに



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