「沙耶♪
沙耶?・・・・沙耶!!」
もういつまでも
ほっとかないでよー!
あたしはいないみたい(泣)
沙耶は慌てて
「ごめん!
未希どしたの??」
え??
いやぁ・・・あのね??
「愁哉くんと今日、
ご飯食べてくるんだ・・・///」
沙耶は驚いたけど
すぐに笑顔になって、
「そっかぁ♪
たくさん話して気持ちに
けじめをつけないとね??」
ん?
あれ?
沙耶ちゃん??(笑)
「な、なんで悩んでたの
知ってるの!?」
すると沙耶は
笑顔で答えた。
「ずーっと仲良しだから
気づくに決まってるじゃん!
悩んでたの知ってるのに
聞いてあげなくてごめん・・・
あたしも哲哉くんに相談に
乗ってもらってたんだ、、」
え?
相談って何のこと??
あたし・・・聞いてない・・・
「沙耶が悩んでたなんて
知らなかったよ・・・。
どういうこと・・・??」
あたし達は相談とかを
話せない仲だった・・・?
あたしはあたしよりも先に
哲哉先輩に話したことに
どうしても納得できなかった。
「あのね・・「もういい。」
あたしは沙耶の言葉を
遮ってしまった。
「今は聞きたくないよ・・・
ごめんね・・・。」
あたしはその日は
沙耶を避けてしまった。
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